マイクに乗った指揮官の“怒声” まさかの凡ミスに我を忘れ「おいおい!」

ヤンキースのアーロン・ブーン監督【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ブーン監督【写真:ロイター】

インタビューを受けていた時にお粗末プレー…声を荒らげたヤ軍指揮官

■メッツ 5-4 ヤンキース (オープン戦・日本時間6日・ポートセントルーシー)

 オープン戦でヤンキースにお粗末プレーが生まれ、話題になっている。アーロン・ブーン監督が丁度インタビューを受けていた時に、捕手がボールを見失い2人の走者が生還する失態。指揮官の荒らげた声がマイクを通して発信されてしまった。

 5日(日本時間6日)のメッツとのオープン戦。3点を先制され、なおも2死二、三塁の場面でだった。ハリソン・コーエン投手がカウント1-1から投げた3球目のストライクをベン・ロートベット捕手は捕球できず。ミットからこぼれ出たボールはバックネット近くに転がったが、ロートベットはボールを見失ってしまった。

 その時、ブーン監督は中継局「ESPN」のインタビューを受けている最中。冷静に言葉を発していたが、ロートベットがボールを見失った瞬間に「おいおい!」と声を荒らげた。この“叫び”はマイクに乗って発信され、次にブーン監督はヘッドセットのマイクを口元から離してボールの位置を指示している。

 結局、三塁走者だけではなく、二塁走者も生還。痛恨の2失点にはロートベットのパスボール、コーエンの失策が記録された。26歳のロートベットは昨年、32試合に出場している。

 実況アナは「(捕手は)ボールが見つけられない様子。ベン・ロートベットはボールが手につかなかった。そしてブーン(監督)以外からは、ボールを見つける手助けはあまりしてもらえていなかったようです」と説明。解説者は「彼(ロートベット)は周囲を見回している。ボールがどこにあるか分からなかったようですね」と述べている。

【実際の映像】冷静にインタビューを受けていたのに… まさかのミスに監督が発した怒声

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