途中出場から3安打の大暴れ…楽天が阪神に勝利 鷹は救援陣好投で対外試合8連勝

ソフトバンク・藤井皓哉【画像:パーソル パ・リーグTV】
ソフトバンク・藤井皓哉【画像:パーソル パ・リーグTV】

昨季日本一の阪神から…楽天打線が14安打を放つ

 6日はパ・リーグ4球団がオープン戦を戦った。楽天は甲子園球場で阪神と対戦し5-2で勝利した。

 先発・田中将大投手は2回2安打1四球1奪三振1失点。同点の3回には2死一、二塁から茂木栄五郎内野手の適時打で勝ち越しに成功。5回には前川右京外野手の失策が絡む間に得点、7回には渡邊佳明内野手のオープン戦チーム初となる本塁打で、それぞれ1点を追加した。9回には、マイケル・フランコ内野手の二塁打で2死二塁のチャンスをつくり、敵の失策で5点目を挙げた。

 2番手のコディ・ポンセ投手は2回を投げて2四球2奪三振無失点、4番手の鈴木翔天投手は1イニングを3者三振に抑える好投を見せた。また、伊藤裕季也内野手が途中出場ながら3安打を放つなど、打線は計14安打を記録している。

ソフトバンクが対外試合8連勝

 ソフトバンクはPayPayドームでヤクルトと対戦し、2-0で勝利。対外試合8連勝となった。オープン戦初登板の東浜巨投手は初回から毎回走者を背負うも、要所を締め相手に得点を与えず、4回61球4安打1四球1奪三振無失点でマウンドを降りた。

 一方の打線は4回に柳田悠岐外野手の内野ゴロの間に先制。中村晃外野手の犠飛で1点を追加した。リリーフ陣は5回から藤井皓哉投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、ロベルト・オスナ投手、リバン・モイネロ投手、松本裕樹投手がそれぞれ1イニングを3者凡退に抑える好投を披露した。

 オリックスは京セラドームで中日に1-1で引き分けた。オリックスの先発・東晃平投手は3回36球2安打無四死球2奪三振無失点の内容で降板。打線は初回に森友哉捕手が適時打を放ち1点を先制したが、しかしその後はランナーを出しながらも、あと一本が出ず、苦しい展開が続く。

 4回からは、2番手・佐藤一磨投手が登板すると、中田翔内野手に1号同点弾を浴びた。7回からは、井口和朋投手、横山楓投手、才木海翔投手がそれぞれ1イニングずつを無失点に抑える好投を見せた。

 9回は、2死から連打で2死一、三塁とサヨナラの好機をつくったが無得点に終わった。打線は11安打を放つもわずか1得点だった。

ロッテはDeNAに完封負け

 ロッテは横浜スタジアムでDeNAと対戦し、0-5で完封負けを喫した。先発したCC・メルセデス投手は3回を投げて5安打1四球1奪三振1失点の内容だった。

 2番手・八木彬投手は4回に先頭・宮崎敏郎内野手の安打などで1死三塁のピンチを背負い、松尾汐恩捕手の犠飛で失点。8回には6番手・中村稔弥投手が伊藤光捕手に3ランを被弾。5点ビハインドで迎えた9回は3者凡退に倒れ、試合終了となった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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