山本由伸、3回5失点を反省「ダメなところ多かった」 大谷翔平と初共演「打線凄かった」

降板後の囲みに応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】
降板後の囲みに応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

デビュー戦から一転乱調…3回6安打5失点、4奪三振も3四球と制球が乱れた

■ドジャース 12ー9 Wソックス(オープン戦・日本時間7日・グレンデール)

 ドジャースの山本由伸投手が6日(日本時間7日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に先発し、3回6安打5失点、4奪三振3四球で降板した。2度目の登板に「ボール球が続いたり四球を出したりあまりいい投球ではなかったですけど、いろいろ試せたりもあったので、結果はよくなかったですけど感覚というかオープン戦としてはよかったと思います」と振り返った。

 1点の先制点をもらって上がった初回のマウンド。しかし先頭から安打と四球で無死一、二塁のピンチを招くと、1死満塁から中犠飛で同点とされ“初失点”を喫した。さらに適時打を浴びるなどこの回一挙3点を失った。制球が定まらない場面が多く「ボール球が続いたり四球を出したりダメなところが多かったですね」と反省した。

 2回も先頭に四球を与えるも、無失点で切り抜けた。しかし3回に再び崩れた。1死一、二塁から三塁線を破る2点適時二塁打を浴び「セットポジションのときうまくタイミングが合わないことが多かった」と課題を口にした。

 2月28日(同29日)のレンジャース戦では、2回1安打無失点3奪三振と衝撃を与えたデビュー戦となったが、一転して乱調。この日は58球で最速は96マイル(約154.5キロ)、防御率は9.00となった。

 この日は「2番・指名打者」で先発出場し、3打席で2安打1四球と全出塁した大谷翔平投手と“初共演”。「今日も打線が凄かったですし、とにかく自分はもっといい投球をできるように集中していきます」とシーズン本番を見据えた。

(Full-Count編集部)

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