エ軍は「チャンスない」 トラウト残留に新監督“喜び”も…ファン複雑「過酷だ」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

米ラジオ・スポーツ番組に出演したエ軍ワシントン監督の発言が話題

 大黒柱だった大谷翔平投手がドジャースへ移籍し、試練の時を迎えるエンゼルス。マイク・トラウト外野手ら主力を放出してチーム再建を求める声も少なくない中、今季就任したロン・ワシントン監督が米ラジオ・スポーツ番組「The Jime Rome Show」に出演、切実な“本音”を口にして話題を呼んでいる。

 ワシントン監督はジム・ローム氏が司会を務める「The Jime Rome Show」に出演し、「我々はマイク抜きでは何もできない」と発言した。この発言の背景には、大谷を失ったことで今季のエンゼルスが苦戦を強いられることが必至であり、過去3度のMVPに輝くトラウトのトレード説を求める声が数多く聞こえたからだ。

 一方で渦中のトラウトは2月19日(日本時間20日)、米アリゾナ州テンピで取材に応じ、トレードを要求することについて「簡単な方法だ。もしかしたら、その時はあるかもしれない」「本当にこのこと(トレード)は考えていない。あの契約にサインしたとき、僕は忠誠を誓ったんだ。ここで優勝したい」と語るなど、エンゼルス残留で世界一を狙うことを明言した。

 それゆえワシントン監督は「彼の今の意識も意図も、ロサンゼルス・エンゼルスで100%納得している。彼が100%納得しているのだから、他全員が100%納得していなければならない」とし、一蓮托生で戦う決意を新たにした。同時に「プレーぶりで、存在感でチームを引っ張ってほしいだけだ。プレーできていない時も、彼の存在感はプレーの結果と同じくらい重要」と、トラウトへの“要望”を明かしている。

 この発言がジム氏の公式SNSに投稿されると、ファンの反応は様々だ。「ワシントン監督の話は大好き」「エンゼルスはローテを支える存在としてスネルかモンゴメリーが必要。地区優勝はしないだろうが、それでも結果的にオオタニ抜きで以前よりよくなる可能性がある」と期待する声もある一方で「現実を見よう。彼らには(優勝する)チャンスはない。全員トレードすべき。そしてアート(モレノオーナー)はチームを売却する必要がある」「エンゼルスのために働く唯一の男……過酷だ」といった声も。

 エンゼルスは2014年に地区優勝して以降はポストシーズン進出を逃し、2017年以降は8年連続で負け越し。トラウトがプレーオフに出場したのは2014年だけで、大谷がMVPに輝いても全く届かなかった。果たして大スターを失ったエンゼルスは、今季、そして今後どうなってくのか――。

(Full-Count編集部)

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