一夜明けても続く感動「17番のファン」 大谷翔平へ…“未完の大器”の溢れる思い

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

6日のエンゼルス戦開始前、大谷は元同僚たちとハグをかわした

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場した。試合前には、昨年まで一緒に戦ったマイク・トラウト外野手らとハグする場面も。旧友との交流が大きな話題を呼んだ中、“未完の大器”として足踏みが続くジョー・アデル外野手も再会に感動はひとしおだったようだ。

 大谷は2018年から昨年まで、エンゼルスで6年間プレー。オフにFAとなり、ドジャースへ10年7億ドル(約1045億円)で移籍した。公にエンゼルスの選手と会うのは、昨年10月1日(同2日)のレギュラーシーズン最終戦以来となる。

 試合前のアップを行っていた大谷は、MVP3度を誇る盟友トラウトの姿を見かけるや、中断して駆け寄って熱いハグ。MLB公式や米メディアなどが一斉に写真を投稿するなど、大きな反響を呼んだ。「契約おめでとうということと、家族も含めてお互いに元気かどうかという普通の感じでしたね」と大谷は試合後に語っていた。

 もちろん、大谷との再会を喜んだのはトラウトだけではない。一夜明け、アデルは自身のインスタグラムのストーリーズ機能で大谷と、水原一平通訳らと肩を組む写真を投稿。「いつまでも17番(大谷)のファン」「会えてよかったよ!」とコメントを添えた。

 大谷は他にもかつての相棒ローガン・オハッピー捕手と肩を組んで2ショット撮影を行ったり、ザック・ネト内野手やテイラー・ウォード外野手とも交流を楽しんだりした。古巣との一戦は無安打に終わったが、6日(同7日)のホワイトソックス戦では2打数2安打1打点1四球と全3打席で出塁、“初盗塁”を記録する活躍を見せた。

(Full-Count編集部)

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