大谷翔平に「近づくことはできなかった」　“ツンツン”した22歳、契約称賛も無念のワケ

大谷と試合中に再会できずも…大谷の大型契約に驚愕「大型契約で大金だよ」

　レッズのエリー・デラクルーズ内野手は8日（日本時間9日）、米アリゾナ州グレンデールで行われたドジャースとのオープン戦に「2番・遊撃」で先発出場した。3打数無安打だったが、5回表で雷雨のためノーゲームとなった。

　196センチの超大型遊撃手。昨年6月6日にメジャーデビューし、同23日にはサイクル安打をマーク。98試合出場で打率.235、13本塁打、44打点、35盗塁と上々のデビューを飾った。22歳のスター候補は「とてもいいよ。シーズンが始まるのを楽しみにしている。チームの勝利に貢献して優勝したいね」と2年目へ意気込みを語る。

　昨年8月23日（同24日）の敵地・エンゼルス戦では試合中に大谷翔平投手の左肘付近を“ツンツン”と触った。「本物かどうか」と、まるで珍しい物体でも見るかのように触れていた。この日、大谷は無安打で再会できず、デラクルーズは「近づくことはできなかった」と残念そう。それでも、10年総額7億ドル（約1029億円）で契約した二刀流について、「大型契約で、大金だよ（笑）。でも、彼はそれぐらい素晴らしい選手だからあの契約を結べたんだ」と畏敬の念を抱いていた。

（小谷真弥 / Masaya Kotani）