阪神9連敗の裏で…新助っ人が異次元無双　点取られぬ剛腕「すごいの取った」

新加入のゲラがオープン戦3回1安打無失点、守護神候補にも

　オープン戦で開幕9連敗と苦しむ阪神で、新加入のハビー・ゲラ投手が数少ない明るい話題となっている。ここまで中継ぎで3試合に救援登板し、防御率0.00と好投続き。SNS上でファンから「すごいの取った」といった期待のコメントが寄せられている。

　28歳右腕のゲラは、パドレス、レイズなどでメジャー通算61試合に登板して3勝1敗、防御率6.43。メジャーでは好成績を残せなかったが、阪神ではここまで無双状態だ。オープン戦3試合に中継ぎで登板し、計3回を1安打無失点。与えた四球も1つと制球力も光っている。

　打者10人に対して4三振を奪っており、奪三振率は驚異の「12.00」を誇る。150キロ台中盤を連発し、カットボールも威力十分。勝ちパターンの一角どころか、守護神候補としても名前が挙がっている。

　好投が続く新助っ人にファンも注目。「ゲラが良さそうなのは心強い」「これは掘り出し物」「楽しみにみれるのはゲラだけ」「無双しそうな雰囲気」「文句の付けようがない」とSNSにはファンの声が上がっている。

　昨季日本一に輝いた阪神は、ここまでオープン戦まさかの9連敗中。直近の10日の巨人戦（甲子園）でもミスが絡んで4-5で敗れた。岡田彰布監督は巨人戦後に「まぁでも、寒うて。（レギュラーメンバー）半分しかでてないなぁ。そりゃ分からへんわ、はっきりいうて」と語っていたが、猛虎ファンはゲラのように躍動する選手の姿を待ち望んでいる。

（Full-Count編集部）