中日22歳は「もうレギュラーでいい」 止まらぬ打棒…定位置争いに「勝負ありかな」

中日・辻本倫太郎【写真:小林靖】
中日・辻本倫太郎【写真:小林靖】

中日ドラ3辻本は13日の西武戦で2本の二塁打…定位置獲得へ猛アピール

 中日のドラフト3位ルーキー、辻本倫太郎内野手が遊撃の定位置奪取へ猛アピールだ。13日の西武とのオープン戦(ベルーナドーム)で2本の二塁打をマーク。「もうレギュラーでいいだろ!」「開幕スタメンへ一歩リード」とファンから期待の声が上がった。

 辻本は途中から遊撃の守備へ。6回の最初の打席で二塁打を放つと、続く7回にも2死一、二塁で左中間へ適時二塁打を放った。この日は3打数2安打。オープン戦の打撃成績は打率.294(17打数5安打)、3二塁打と奮闘している。

 北海高、仙台大を経て昨年ドラフト3位で入団した22歳。昨夏には大学日本代表として日米大学野球選手権の優勝に貢献した。守備力は大学屈指と評価され、即戦力として期待されている。

 2年連続最下位の中日は二遊間が定まらない。遊撃の先発出場数は昨年、龍空内野手が81試合、オルランド・カリステ内野手が31試合、村松開人内野手が27試合で、定位置を掴むには至らなかった。

 SNSには「開幕ショートは君だ」「ショートは辻本がいいと思う」「辻本が一歩リードかな」「勝負ありかな」「ショートは決まりだ」「辻本くん楽しみすぎる」「しばらく使い続けたらいいよ」「開幕スタメン行きたいな!」と期待のコメントが並んだ。22歳が竜の遊撃手を奪取できるか。注目される。

(Full-Count編集部)

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