巨人に溢れる“覚醒気配の大器” 打率4割が2人…熱すぎる外野争い「候補多すぎ」

巨人・松原聖弥、佐々木俊輔、萩尾匡也(左から)【写真:矢口亨】
巨人・松原聖弥、佐々木俊輔、萩尾匡也(左から)【写真:矢口亨】

梶谷、重信も活躍…アピール合戦となっている巨人の外野争い

 巨人の外野手争いが熾烈を極めている。ドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔外野手ら若手がアピールする中で、13日のソフトバンク戦では梶谷隆幸外野手が1軍に合流して“即1号”を放ち、意地を見せた。開幕戦は誰がレギュラーを掴み取るのか――。ファンも「候補多すぎ」「超激戦」と嬉しい悲鳴をあげている。

 結果という面では、一つ抜け出しているのがルーキーの佐々木だ。オープン戦では12球団最多タイとなる11安打をマークし、打率は同トップの.478をマーク。巧みなバットコントロールで広角に打ち分けることができるのが魅力だ。

 また、8年目の松原聖弥外野手も好調。キャンプでの実戦からアピールを続けており、13日のソフトバンク戦では「1番・中堅」で出場。3打数無安打に終わったが、打率は.412と高い数字をキープしている。

 他にも秋広優人内野手は2日の中信戦で3打数3安打を放つ活躍で、試合のMVPに選ばれた。オコエ瑠偉外野手もキャンプ途中から1軍に昇格し、対外試合では2本塁打を放っている。2年目の萩尾匡也外野手は、12日のソフトバンク戦では石川柊太投手から左翼ポール直撃の一発を放ってアピールに成功した。

 13日の試合では、重信慎之介外野手も8回に逆転となる2点適時打を放つ活躍で、存在感を見せた。新助っ人のルーグネッド・オドーア外野手や、丸佳浩外野手という実績組を押しのけてしまいそうな若手らの活躍に、ネット上のファンも「ものすごいポジション争い」「外野争い全く読めんな」「外野スタメン難しいな」「外野の層が厚すぎる」と大興奮だった。

(Full-Count編集部)

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