大谷翔平は「今年は登板しない」 ド軍指揮官明言…米帰国後に投球リハビリ開始

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

20日から韓国でパドレスとの開幕カードに臨む

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が18日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われる韓国代表戦前に会見を行い、大谷翔平投手について米国帰国後に投手としてのリハビリを開始することを明言。その上で「今年は登板しない」と改めて今季は打者に専念させる方針を示した。

 指揮官は大谷の起用法に関して、DHで全試合出場を目指すのか、それとも適度に休ませるのか問われると「ショウヘイは今季、主にDHを務める。米国に戻ったら、彼はまだ始めていない投球プログラムを始めることになる」と説明。投手としての練習をスタートさせることを明らかにした。

 さらに「その進み具合がどうなるか様子を見ていく。もし腕の状態が十分に健康であれば、我々はフィールドでの(野手としての)話をしていく。しかし現在、我々が重点を置いていることはDHとしてプレーすることだ」。打者としてのパフォーマンスに注視しながら、投手としてのリハビリを慎重に進めていく方針を示した。

 投手のリハビリを始めることで“二刀流”復帰の時期も気になるところだが、「彼が今年は登板しないことは、私ははっきりわかっている」と、改めて今季は打者に専念させることを明言した。
 
 昨年9月19日(日本時間20日)に右肘靱帯の手術を受けた大谷は、スプリングトレーニング期間だった今月5日(同6日)に自ら「リハビリはもう終わっていますね。あとはどのくらいクオリティを上げていけるか」と話していた。

 大谷はこの日、同戦に「2番・指名打者」で先発出場する予定。17日の韓国プロ野球・キウム戦には「2番・指名打者」で先発出場。初回、2回と2打席連続で空振り三振に倒れた。開幕前最後の実戦では2、3打席に立つ予定だ。

(Full-Count編集部)

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