大谷翔平と初対決のダルビッシュ「私情は入れずに」 開幕戦で激突…平常心を強調

報道陣の取材に対応したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
報道陣の取材に対応したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

WBCで共闘した山本由伸は「焦ったりしない人」

■パドレス 5ー4 LG(18日・高尺スカイドーム)

 パドレスのダルビッシュ有投手が18日、韓国プロ野球・LG戦後に報道陣の取材に対応し、20日に韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われるドジャースとの開幕戦への意気込みを語った。2年ぶり4度目の開幕投手へ「今回初めて韓国に来ました。すごく好きな国。相手がドジャースなのもすごく嬉しく思います」と語った。

 ドジャース・大谷翔平投手とは日米を通じて初対決となる。昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの世界一に貢献した両雄の対決に注目が集まる。大谷については「今まで一緒にトレーニングしたことはありましたけど、私情は入れずに1人の打者として対戦したいと思いますと平常心を強調した。

 また、WBCで共闘した山本由伸投手についても言及。「すごく自分を持っている選手。焦ったりしない人。今までのペースで日本でやってきたことを出してくれると思う」と述べ、今後の活躍にも期待していた。

 メジャーで4度の開幕投手を務めるのは田中将大(現楽天)に並び日本投手最多となる。レンジャーズ時代の2017年はインディアンス戦で6回1/3で4安打4失点。2021年はダイヤモンドバックス戦で4回2/3で8安打4失点。2022年もダイヤモンドバックス戦で6回無安打無失点と好投したが、いずれも勝敗はつかなかった。

 今春のオープン戦では3試合登板して2勝0敗、防御率2.89。前回11日(日本時間12日)のマリナーズ戦では4回3安打1失点と好投した。

(Full-Count編集部)

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