CY賞左腕スネル、大谷翔平と同地区ジャイアンツへ　253億円を拒否も…2年92億円で合意

今季終了後に契約破棄権を持ち、再びFA市場で大型契約を狙う可能性も

　パドレスからFAになっていたブレイク・スネル投手がジャイアンツとの契約に合意した。米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏らが速報した。2年6200万ドル（約92億5600万円）と、まさかの短期契約になったが、今季終了後に契約破棄権を持ち、再びFAで大型契約を狙う可能性もある。

　昨年のサイ・ヤング賞に輝いた左腕だったが、開幕直前まで契約が決まっていなかった。代理人のスコット・ボラス氏がヤンキースからの6年1億6800万ドル（約253億円）のオファーを拒否したとの報道も。山本由伸投手がドジャースと3億2500万ドル（約490億円）で契約する中、ボラス氏の苦戦が続いていた。

　31歳のスネルは2011年ドラフト1巡目追補（全体52位）でレイズ入り。2016年にメジャーデビューすると、2018年には21勝5敗、防御率1.89でサイ・ヤング賞を獲得。昨季はパドレスで14勝9敗、防御率2.25で2度目のサイ・ヤング賞に輝いた。ドジャースの大谷翔平投手と同地区に移籍し、対戦も期待される。

（Full-Count編集部）