大谷翔平の「英語力は素晴らしい」 ベッツも笑顔…当意即妙の返しに米称賛「ほら見たか」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

「MLBネットワーク」のインタビュー映像で水原通訳を介さずに回答

 米放送局「MLBネットワーク」は18日(日本時間19日)、ドジャースのMVPトリオ、大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手の3人同時インタビューの様子を公開した。大谷へ結婚の助言を送るなど、3人の仲の良さがうかがえる中、「オオタニの英語力は素晴らしい」と大谷の披露した英語に日米ファンは感嘆の声をあげている。

 インタビュアーを務めたハロルド・レイノルズ氏から「ショウヘイ、バッティングのルーティンはある?」と訊かれると「Nope(いいえ)」と即答。続けて「A little bit. Just cage work, tee, flip. That’s it(少しだけだよ。ケージに入ったり、ティーやトスバッティングだけだよ)」「No machine, no arm(マシンだったり、アームトレーニングはしないよ)」と答えた。他にも「誰が一番のおしゃべり?」との問いには「Not me.(僕じゃないよ)I think Freddie(フレディだと思うよ)」と返し、笑みを浮かべる場面も。

 水原一平通訳は画面の外におり、時おり通訳を介して回答する場面もあったが、大谷はインタビューの大半を英語で対応。この様子を見た米ファンからは「彼の英語力は素晴らしい」「ざまあみろ、スティーブンAスミス。彼の英語力はグッドだ!」と称賛の声があがっていた。

 スミス氏と言えば、大谷に関する発言で何度も炎上したことのある有名なコメンテーター。米スポーツ局「ESPN」のスポーツ・トークショー番組に出演した際、2021年には「英語の話せないショウヘイ・オオタニは、野球の顔とは言えない」と発言。昨年7月にも、大谷の契約を予想する際に「私はそんな額(5億ドル=約746億円)は支払わない」とコメントして反感を呼んでいた。

 しかし、大谷の英語は同僚からも評判が高く、今年1月に行われた全米野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が主催する夕食会に出席した際は、約2分間の全英語スピーチを披露。司会者も「見事でした」とコメントしていた。大谷は1日、総合教育・生涯学習機関の株式会社ECCのブランドアンバサダー就任が発表された際、代表取締役社長との対談では「僕もずっとこっち(アメリカ)で今やらせてもらってるので、まだまだ語学は、そこまでではないんですけど」と語っていたものの、英語力でも成長を遂げているようだ。

(Full-Count編集部)

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