ダルビッシュ、4回途中1失点で降板 大谷との初対決は2打数1安打…開幕戦また勝ち負けつかず

ドジャース戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

2年ぶり4度目の開幕投手を務めた

■パドレス ー ドジャース(20日・高尺スカイドーム)

 パドレスのダルビッシュ有投手が20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたドジャースとの開幕戦に先発。2年ぶり4度目の開幕マウンドは、3回2/3を投げて2安打3奪三振3四球1失点(自責0)で降板となった。球数は72球で、最速は95.8マイル(約154.2キロ)だった。

 初回、先頭のベッツとの対戦ではカウント3-1からピッチクロック違反を取られて四球で歩かせた。無死一塁で迎えた大谷とのメジャー初対戦では、カウント2-1から遊ゴロに仕留めた。初回は制球に苦しみながらも、14球で終えた。

 3回には2死から大谷に右前打を許すと、連続四球で満塁とした。マンシーの打席では制球が定まらず不満げな表情を見せる場面も。カウント3-2から空振り三振を奪うと、大きな声で吠えた。このイニングを終えた段階で球数は63球とかさんだ。

 1点リードで迎えた4回は先頭のテオスカー・ヘルナンデスを打ち取ったかに見えたが、三塁手ウェイドが悪送球。1死三塁からヘイワードに犠飛を打たれ、同点に追いつかれた場面で降板となった。自責点は0で勝ち負けはつかず、日米通算200勝までは、残り4勝のままとなった。

 メジャーで4度の開幕投手を務めたのは田中将大(現楽天)に並び日本投手最多。レンジャーズ時代の2017年はインディアンス(現ガーディアンズ)戦で6回1/3で4安打4失点。2021年はダイヤモンドバックス戦で4回2/3で8安打4失点。2022年もダイヤモンドバックス戦で6回無安打無失点と好投したが、いずれも勝敗はつかなかった。

(Full-Count編集部)

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