山本由伸は「本来の彼ではなかった」 初回KOも指揮官は次戦に期待…水原氏の影響は否定

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】

試合前には水原一平通訳が契約解除も…ロバーツ監督「ビジネスは通常通りだ」

■パドレス 15ー11 ドジャース(日本時間21日・高尺スカイドーム)

 大谷翔平投手の所属するドジャースは20日、韓国・高尺スカイドームで行われたパドレスとの開幕第2戦に両軍合わせて33安打の乱打戦の末、11-15で敗れた。先発した山本由伸投手が初回5失点で初黒星。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「本来の彼ではなかった」と話した。

 山本は初回、先頭のボガーツに初球の96.6マイル(約155.5キロ)のフォーシームを中前に弾き返された。続くタティスJr.に死球を与え、続くクロネンワースには右翼線への三塁打を許し、1死も取れないまま2点を失った。その後も安打を許し、4安打5失点2奪三振2四死球で降板となった。

 ロバーツ監督は試合後、「制球力がなかったという点で、(オープン戦での)最後の数登板に似ていた。カウントで不利になったり、死球を与えたり。それは本来の彼ではない」と振り返った。「彼は今回の登板から立ち直るだろう」と次戦に期待した。

 試合前には大谷の通訳である水原一平氏が違法賭博に関与した疑惑が米複数メディアによって報じられ、その後球団が契約を解除したことが発表された。大谷はこの日、「2番・指名打者」で出場。5打数1安打1打点だった。水原氏の解雇が試合に影響したかを問われると「ビジネスは通常通りだ」と平常運転を強調。「中心選手たちにおいては、このチームは長きに渡って多くの経験をしている。それがヨシノブに影響を与えたとは私は思っていない」と否定した。

(Full-Count編集部)

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