大谷の通訳“代理”はアイアトン氏　水原氏が解雇…指揮官も説明「今晩は彼が担う」

アイアトン氏は前田健太の元通訳

■ドジャース ー パドレス（21日・高尺スカイドーム）

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は21日、パドレスとの開幕第2戦前に取材に応じ、解雇となった水原一平通訳の代理をウィル・アイアトン氏が務めると説明。「今晩は彼が担う」と話した。複数の米メディアも大谷翔平投手の新通訳を同氏が務めると伝えた。

　同日に、複数の米メディアが水原通訳が違法賭博に関与した疑いがあると伝えており、球団は解雇したことを認めた。第2戦では山本由伸投手が先発するが、オープン戦ではコーチがマウンドに向かう際に水原氏が通訳業務を行っていた。

　米メディア「ESPN」によると、20日の試合後に水原通訳はクラブハウスで自身がギャンブル依存症であることを選手らに告白したという。第2戦に向けて宿舎を出発する大谷の横には、水原氏の姿はなかった。

　アイアトン氏は編成部で選手育成・能力開発の主任を務めており、データ分析でチームに欠かせない存在。前田健太投手（現タイガース）の元通訳でもある。

※21日16時01分、一部を加筆・修正しました。お詫びして訂正いたします。

（Full-Count編集部）