山本由伸、初回にまさかの5失点 4安打浴び42球…デビュー戦は厳しい立ち上がり

パドレス戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
パドレス戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

初球をいきなり安打にされ…苦しい立ち上がり

■ドジャース ー パドレス(21日・高尺スカイドーム)

 ドジャースの山本由伸投手が21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたパドレス戦に先発。メジャーデビューとなるマウンドは、初回に5点を奪われる厳しい立ち上がりとなった。

 緊張の表情でゆっくりとマウンドに向かった。先頭のボガーツには初球に96.6マイル(約155.5キロ)のフォーシームを投じたが、中前に弾き返された。続くタティスJr.にはスプリットが抜けて死球を与えた。続くクロネンワースには右翼線への三塁打を許し、1死も取れないまま2点を失った。

 続くマチャドには四球を与え、無死一、三塁からキム・ハソンに中堅への犠飛で“メジャー初アウト”を奪うも、3点目を失った。続くプロファーの打席では暴投で1死二塁となったが、カットボールで初の三振を奪った。しかし、続くカンプサーノは打ち取ったかに見えた三塁線の打球をマンシーが取れず4点目。2死二塁からウェイドに右前適時打を浴びて5失点となった。

 メリルはカーブで三振に仕留めたものの、初回だけで42球を投じた。

 山本は昨年、オリックスで史上初となる3年連続での投手4冠、MVPと沢村賞を獲得し、12月27日(日本時間28日)にドジャースと12年総額3億2500万ドル(約491億円)の契約を結んだことが発表された。オープン戦では、3試合に登板し、9回と2/3を投げ0勝1敗、防御率8.38だった。

(Full-Count編集部)

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