大谷翔平「お疲れ様でした」 水原氏の解雇後初戦…広報2人が徹底ガード→取材対応なし

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

水原一平氏が解雇…試合では1安打1打点

■パドレス 15ー11 ドジャース(日本時間21日・高尺スカイドーム)

 ドジャースの大谷翔平投手は21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたパドレスとの開幕第2戦に「2番・指名打者」で先発出場。5打数1安打1打点だった。水原一平氏が解雇後となって初めての試合で敗戦。試合後、広報担当者2人がコメントを求める30人超の報道陣から徹底ガード。大谷は「お疲れさまでした」と4回繰り返して帰路についた。

 朝に衝撃のニュースが飛び込んできた。球団はこの日、水原氏を解雇したと発表。複数の米メディアが違法賭博に関与した疑いがあると伝えている。「ESPN」によると、20日の試合後に水原通訳はクラブハウスで自身がギャンブル依存症であることを選手らに告白したという。

 これまで二人三脚で歩んできた水原氏がいなくなり、初の試合を戦った。ベンチでは“代理通訳”のウィル・アイアトン氏と会話する場面が目立った。“辛いニュース”を引きずることなく、試合では初回の第1打席でマスグローブの初球を振り抜き、打球速度108.7マイル(約174.9キロ)の右前打をマークした。

 しかしチームは、壮絶な乱打戦の末に11-15で敗れた。試合後は大谷は取材対応することなく、グレーのチームスウェットと黒のキャップを着用し、報道陣の前を去っていた。

(Full-Count編集部)

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