ロッテ18歳ドラ5が2軍で躍動…打率.429の進撃 ハムの7年目右腕が5回8K無失点の快投

ヤクルト戦に出場したロッテ・寺地隆成【画像:パーソル パ・リーグTV】
ヤクルト戦に出場したロッテ・寺地隆成【画像:パーソル パ・リーグTV】

ハム2軍は巨人に1-0で勝利、ロッテは2-10で燕に大敗した

 日本ハムは23日、イースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)に1-0で勝った。先発の田中瑛斗投手は、初回から毎回奪三振を記録するなど、三塁を踏ませない投球。5回を2安打8奪三振無失点の快投でマウンドを降りた。6回以降は2番手・畔柳亨丞投手が3イニングを3安打無四死球3奪三振無失点に抑える。

 打線は4回無死一、三塁から、今川優馬外野手の適時打で1点を先制した。5回以降は1安打に終わったが、9回はブライアン・ロドリゲス投手が無失点に抑え、虎の子の1点を守った。

 日本ハムは、7年目右腕・田中が今季初勝利。6安打完封リレーで接戦を制し、連敗を3で止めた。決勝打を放った今川は、盗塁も記録している。

 ロッテはイースタン・リーグのヤクルト戦(ロッテ浦和)に2-10で敗れた。先発した2年目の田中晴也投手は2回に2ランで先制を許す。5回には制球も乱れて1点を失い、なおも1死満塁の場面で降板。秋山正雲投手が相手の勢いを止められず、失策も絡んでこの回4点を失った。

 打線は相手先発・阪口皓亮投手の前に5回までわずか1安打。投手が交代した6回に山本大斗外野手、寺地隆成捕手、石川慎吾外野手の3連打で満塁のチャンスを得て2点を返すも、以降は相手投手陣に粘られた。

 投手陣が12安打10失点と振るわず。守備も3失策と、盛り立てられなかった。昨年のU-18W杯を経験し、明徳義塾からドラフト5位で入団した18歳の寺地、2年目の育成・勝又琉偉内野手が2安打。寺地は打率.429をマークしている。育成5位ルーキー・富山紘之進捕手が公式戦初出場を果たした。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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