水原氏の告白は「異様な光景」 居合わせた人物が証言…試合後に緊急招集、明かされた真実

水原一平元通訳【写真:荒川祐史】
水原一平元通訳【写真:荒川祐史】

ロッカールームで「全て自分が悪い。私はギャンブル依存症」と告白

 大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏が、違法賭博に関与した疑いでドジャースから契約解除された。20日の開幕戦後にロッカールームで選手たちに「全て自分が悪い。私はギャンブル依存症」と明かしたと報じられている。米記者は、現場にいた関係者らの声を伝えている。

 水原氏は少なくとも450万ドル(約6億8000万円)の大谷の資金を盗用し、違法賭博に関与した疑いがあると報じられ、チームとの契約も解除された。20日の開幕戦では普段通りベンチで大谷らとコミュニケーションを取っていたが、ドジャースでの“共闘”は1試合で終わってしまった。

 その試合後、水原氏は大谷を含めた選手らに事情を説明したという。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者は、記事の中で「その部屋にいた複数の人物らによると、ミーティングは短いもので、突然集められたとのことだ。マーク・ウォルターオーナーやスタン・カステンCEOまで含まれたその光景を、彼ら(その部屋にいた複数の人物)は『異様』『奇妙』だったと表現した」と伝えている。

 開幕戦では、9回にベンチでいつもと変わらず会話する大谷と水原氏の様子が中継に映されており、同記者は「何もおかしなところはないかのよう」と指摘。しかし、その直後に状況が一変したようだ。

(Full-Count編集部)

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