大谷翔平の“元祖ライバル”にまたも苦難 OP戦で覚醒も…手術で無念の離脱

アスレチックスのミゲル・アンドゥハー【写真:ロイター】
アスレチックスのミゲル・アンドゥハー【写真:ロイター】

オープン戦で絶好調だったアンドゥハー

 アスレチックスのミゲル・アンドゥハー内野手が、右ひざの半月板を痛め、開幕は負傷者リスト(IL)で迎えることになった。オープン戦は打率.357と好調だったが、復帰は5月以降となりそうだ。MLB公式のアスレチックス番であるマーティン・ガレゴス記者が伝えた。

 2017年にヤンキースでメジャーデビュー。翌2018年には149試合に出場し、打率.297、27本塁打、92打点、OPS.855をマーク。当時エンゼルスの大谷翔平投手と新人王を争い、2位となった。しかし、その後は4年間でわずか7本塁打に終わり、2022年9月にヤンキースをDFA(事実上の戦力外)になった。

 その後、パイレーツが獲得したが開幕前にDFAとなり、マイナーへ配置。その後も昇降格を繰り返し、昨季は30試合の出場で打率.250、4本塁打に終わった。昨年11月にアウトライト・ウェーバーでアスレチックスに加入した。そしてオープン戦では、打棒が爆発。14試合に出場して5本塁打15打点、打率.372でOPSは1.110を記録していた。

 開幕ロースター入りを手中に収めていた中で、まさかの離脱となってしまった。27日(日本時間28日)に手術を受ける予定で、マーク・コッツェイ監督によると、回復までに少なくとも4~6週間を擁するという。好調のままシーズンを迎えることはできなかったが、シーズン中に復活し、オープン戦で見せたバッティングをシーズンで披露したい。

(Full-Count編集部)

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