大谷翔平と水原一平氏は「偽りのない関係に見えた」 エ軍番記者が感じた2人の距離感

エンゼルス時代の大谷翔平(左)と水原一平元通訳【写真:ロイター】
エンゼルス時代の大谷翔平(左)と水原一平元通訳【写真:ロイター】

「ジ・アスレチック」のブラム記者「本当にお互いが好きな2人組という感じ」

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平氏に違法賭博の疑いがかかっている騒動は、球界を揺るがす大問題に発展しそうな様相になっている。エンゼルス時代から大谷を取材してきた、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者は2人の関係に言及。「本当にお互いが好きな2人組という感じです」などと述べている。

 ブラム氏は米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し、大谷と水原氏の関係について話した。「ここ3年間見てきました。私から見て、(2人は)とても偽りのない関係に思えました。メディアに向けて装っているものでもないですし、本当にお互いが好きな2人組という感じです」と印象を語る。

 それだけにショックは大きいようだ。「悲しいです。この問題の全容はわかりませんし、まだ明るみにならないといけない事実はたくさんあると思います」とした上で、水原氏がギャンブル依存症とドジャースの選手らに告白したと報道されていることに言及。「依存症というものは深刻です。私はエリック・ケイやタイラー・スカッグスも取材した経験があります。タフなことですし、完全に人々や人間関係を破滅させることにもなり得ます」と語った。

 2019年7月、エンゼルスのタイラー・スカッグス投手が遠征先のホテルで急死。同投手に薬物を提供したとして、球団の元広報部長のエリック・ケイ被告に禁錮22年の判決が下された。ブラム氏はこの例を引き合いに、依存症の怖さを指摘していた。

(Full-Count編集部)

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