大谷に皮肉「俺も通訳がいれば無罪」 永久追放のローズ氏に批判殺到「黙るべきだ」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

1989年に永久追放、ピート・ローズ氏が動画で大谷を皮肉った

 ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、球団を解雇となった元通訳の水原一平氏について声明を発表した。水原氏の違法賭博に関与した疑惑が大問題に発展している中、かつて野球賭博に関わったとしてMLBを永久追放されたピート・ローズ氏の発言が物議を醸している。ファンは「彼は黙るべきだ」「ピート・ローズが言うことなんてどうでもいい」と怒りのコメントを寄せている。

 MLB歴代1位の通算4256安打を誇るローズ氏は1989年、監督在任中に野球賭博に関与していたことが発覚し、永久追放処分を受けた。米メディア「トーキン・ベースボール」が公式X(旧ツイッター)に投稿した動画で、ローズ氏は「まあ、俺にも70年代と80年代に通訳がいればよかった。そうだったら、無罪放免だった」と大谷を皮肉る発言をしている。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、ローズ氏が自身のインスタグラムに投稿し、SNSで拡散された。いつどこで動画が撮影されたかは不明だという。

 この発言に対してファンは続々反応。「ピートが言うことなんて誰も気にしない」「ショウヘイが有罪だとほのめかしている。くだらないコメントだ」「オオタニが野球に賭けていない限り、同等に扱うことはできない」「更に醜くなっているだけだ」「ピートは新しい通訳が必要なようだ」と声が並んだ。

 82歳のローズ氏はレッズ、フィリーズなどで活躍。レッズ在籍時には「ビッグレッドマシン」の一翼を担い、歴代1位の通算4256安打をマークした。首位打者3度、1973年にナ・リーグMVP、1975年にワールドシリーズMVPを受賞するなど輝かしい実績を残した。そんなローズ氏の言葉に、ファンは怒りを表している。

(Full-Count編集部)

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