立浪監督は「来年どうなるか分からない」 ラミレス氏が分析…中日逆襲のカギ握る25歳

中日・立浪和義監督【写真:中戸川知世】
中日・立浪和義監督【写真:中戸川知世】

新加入の中田翔は「そんなにプラスにならないんじゃないかな」

 元DeNA監督で名球会入りを果たしているアレックス・ラミレス氏が、中日のAクラス入りに太鼓判を押した。自身のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」を更新。敵地での試合がカギになると説いた。

 2年連続最下位、3年連続Bクラスの中日だが、ラミレス氏は「BクラスではなくAクラスに入ってくると思う」と言葉に力を込める。「ライデル・マルティネスという絶対的なクローザーがいる。投手陣もかなりいい。(本拠地の)バンテリンドームではね。だからロードでいかに勝てるか。僕的には細川成也を4番にするべき。彼は凄いポテンシャルがある」と説明した。

 広い本拠地において、安定した投手陣が大崩れすることは考えにくい。それだけに敵地でいかに白星を重ねられるかが重要になるということだ。また現役ドラフトで加入1年目だった昨季24本塁打と覚醒した細川が、オープン戦でも打率.290、3本塁打の成績を残したとあって、打線の中心に座れば頼もしい。

 一方で、巨人から新加入した中田翔内野手については「細川のような数字は残さないと思う。そんなにプラスにならないんじゃないかな。3番か5番あたりを打たせて打点を稼いでもらうのがいい」という。「立浪監督は3年目でコーチ陣は経験のあるいいコーチが揃っている。ただ今年Aクラスにならなければ来年はどうなるか分からないね」と今季が勝負のシーズンになることを予想した。

(Full-Count編集部)

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