山本由伸は「心構えは失われていない」 韓国では初回5失点KOも…指揮官「解決した」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小林靖】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小林靖】

パドレスとの韓国シリーズ第2戦では初回4安打5失点でKO

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は30日(日本時間31日)、本拠地カージナルス戦に先発する山本由伸投手について言及。初登板では初回5失点でKOとなったが「ヨシノブは、(必要な)考え方や心構えは失われていない。まだ、自信に満ち溢れていると思う」と期待した。

 山本はこの日が本拠地デビュー戦。昨年12月にオリックスからポスティングシステムを利用し、12年総額3億2500万ドル(約492億円)でドジャースと契約。二刀流の大谷を除けば、投手史上最高額での契約だった。

 メジャーデビューとなった21日のパドレス戦では初回から制球が定まらず、4安打を浴び、5点を献上した。先発でメジャーデビューを果たした投手の中で、デビュー戦での初回5失点は日本人ワースト、1回での降板は最短となっていた。

 ほろ苦いメジャーデビューとなったが、指揮官は「彼はまだこのリーグを学んでいる段階だし、韓国を往復する移動もあった」と山本を擁護。「少しばかりの緊張は誰でもあると思うけど、アドレナリン(が初回5失点の原因)だと思う」と分析した。そして、「投球の原因を解明しようとしている。韓国での登板後、私たちはいくつか(の問題を)解決した。今日は(前回と比べて)もっといい制球をしてくれるだろう」と話した。

(Full-Count編集部)

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