たった6試合目で記録した“ド軍史上最速” 大谷翔平の186キロ爆速打に米衝撃「音が違った」

カージナルス戦で二塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:小林靖】
カージナルス戦で二塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:小林靖】

カージナルス戦に「2番・指名打者」で出場…右翼線二塁打は打球速度186.4キロ

■ドジャース ー カージナルス(日本時間4月1日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)、本拠地カージナルス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、第3打席で右二塁打を放った。今季自身最速の打球速度115.8マイル(約186.4キロ)。米スポーツ局「ESPN」の解説を務めるエドゥアルド・ペレス氏も「ショウヘイ・オオタニは見逃しませんでした。音が違いました」と驚きの声を上げた。

 2打席三振に倒れて迎えた6回先頭の第3打席だった。左腕マッツの高めチェンジアップを振りぬいた。打球は右翼線をライナーで飛んでいき、ワンバウンドでスタンドへ。エンタイトル二塁打となった。

 打球速度115.8マイルは今季の自身最速。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、スタットキャストが導入された2015年以降、ヤシエル・プイグが2017年に記録した116.0マイル(約186.7キロ)に続く2番目の速さだという。さらにプイグはゴロアウトだったため、“最速安打”となった。

 その後、大谷は4番のテオスカー・ヘルナンデス外野手の左二塁打で本塁に生還した。ペレス氏は「スティーブン・マッツはホームランにならなくて幸運だったと思わなくてはいけません」と話した。

 前日は5打数1安打で5試合ノーアーチだった。しかし試合前、デーブ・ロバーツ監督は「常に彼ほど強い打球を打てるエリートな選手は限られている。打席では積極的で、バレルがかかれば毎回115マイル(約185.1キロ)だ」と話していた。その“予言的中”となる爆速打に本拠地が大歓声に包まれていた。

【実際の様子】解説も驚愕…大谷翔平の爆速186キロ二塁打

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