打席に立たなくても…大谷翔平が与える影響力 敵地紙は戦々恐々「恐怖心を植え付ける」

ツインズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ツインズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷のインパクトは「バッターボックス以外にも及んでいる」

■ドジャース 4ー2 ツインズ(日本時間9日・ミネソタ)

 ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地でのツインズ戦で3試合ぶりの3号ソロを放った。5打数3安打で自己最長の5試合連続マルチとし、打率は.345になった。上昇一途の打棒を、ツインズ地元紙は「対戦相手に恐怖を植え付ける」などと伝えた。

 大谷は初回に中越え二塁打、6回に左翼線二塁打、そして7回にリードを2点に広げる3号ソロ。元広島、ロッテのジェイ・ジャクソン投手から逆方向の左翼席に運んだ。直近で5試合全てマルチ安打で打率.500(22打数11安打)の3本塁打。手が付けられない状況になっている。

 米ミネソタ州地元紙「パイオニア・プレス」は「ショウヘイ・オオタニがショーを披露しドジャースに勝利をもたらす」の見出しで詳報。「ショウヘイ・オオタニの神秘性は、対戦相手に恐怖心を植え付ける。同世代の選手と比べて、ほとんど超人的と感じられるほどの存在感が彼にはある。打席に入る度、何か特別なことが迫っているように感じられる」と評した。

 さらに「評判どおりの素晴らしさでソロ本塁打を含む5打数3安打をマークして勝利に導いた。これは、日本のスーパースターがキャリアを通して披露してきたようなパフォーマンスだった」と説明。「最も印象的だったのは、オオタニのインパクトがバッターボックス以外にも及んでいたことだろう」とし、ネクストバッターズサークルで準備している時も、その存在感は先発のベイリー・オーバー投手に「影響を与えたようだ」と述べている。

 被弾したジャクソンは「彼はとにかく強靭だ。ボールが(フェンスを)越えていった時は驚いた」と脱帽する。異次元のオーラを放ち、打ちまくる大谷。今季は一体どんな成績を残すだろうか。

(Full-Count編集部)

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