大谷翔平、激走も同点生還ならず 指揮官は敵軍連係プレーに脱帽「素晴らしい」

取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

イーベル三塁コーチ「終盤のあの状況では回さないといけない。脱帽だ」

■ツインズ 3ー2 ドジャース(日本時間11日・ミネソタ)

 ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地のツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回の右前打で7試合連続安打をマークした。3打数1安打1四球で打率.333。1点を追う7回の本塁憤死について、デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイでなければ、(イーベル三塁コーチは)回していなかったと思う。彼にはスピードがある。素晴らしいプレーだった」とアウトにしたツインズの連係プレーを称えた。

 1点を追う7回2死一塁だった。フリーマンの右翼線二塁打で、一塁走者の大谷は一気に同点のホームを狙った。しかし、中継に入った遊撃・コレアが本塁へドンピシャのストライク送球。一度は生還と判定されたが、チャレンジの結果、アウトに覆った。

 イーベル三塁コーチは「2アウト。終盤のあの状況では、回さないといけない。皆さんもご覧になった通り(中継プレーは)完璧だった。脱帽だ。これ以上、完璧なプレーはできない」とお手上げだった。

 5回1死では7試合連続安打となる右前打を放った。2死後、テオスカー・ヘルナンデスの打席ではヒットエンドランが決まり、一気に三塁へ進塁。「もっと盗塁するだろう」とロバーツ監督。バットだけでなく、足でもチームに貢献していく。

【実際の動画】ロバーツ監督も脱帽「素晴らしい」 大谷翔平を刺したツインズの連係プレー

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