大谷翔平、水原一平氏の騒動で連邦捜査局から事情聴取 自身の関与を否定…米報道

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

3月26日に声明発表…関与否定「送金を依頼したことは全くございません」

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平氏をめぐる一連の騒動で、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が10日(日本時間11日)、大谷が連邦捜査局から事情聴取を受けていたと報じた。

 水原氏に関しては違法賭博に関与し、大谷の口座から450万ドル(約6億8000万円)を送金したと米メディアによって報じられた。球団は3月21日付で契約を解除。その後、メジャーリーグ機構(MLB)が独自に調査を行っていた。

 大谷は3月25日(同26日)に声明を発表。「僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それを頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かを送金を依頼したことは全くございません」と関与を否定していた。その後の捜査については弁護士を経由し、警察当局に引き渡したことを明かしていた。

 捜査はIRS(国税庁)刑事部のロサンゼルス支局、国土安全保障省、カリフォルニア中央地区連邦検事の共同捜査によって行われた。同紙によると、連邦捜査局は水原氏が大谷の資金を盗用した疑いに関する証拠を確保し、水原氏も資金盗用を認める方向だという。報道によると、水原氏の代理人はマイケル・フリードマン氏が務める。フリードマン氏は元連邦検察官で、定期的に知能犯罪の犯罪者を弁護している。

(Full-Count編集部)

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