22歳左腕が「さすがすぎる」…2軍で無双の“1.56” 虎苦戦で「1軍来ないかな」

阪神・富田蓮【写真:荒川祐史】
阪神・富田蓮【写真:荒川祐史】

2年目の22歳左腕、富田は6日の2軍・広島戦で5回無失点6Kの好投を披露

 10日の広島戦(甲子園)に2-6で敗れた阪神は、今季3度目の「貯金チャレンジ」に失敗し、再び借金生活となった。開幕から波に乗り切れないチームの「救世主」としてファンの期待を集めているのが、今季2年目の22歳左腕、富田蓮投手だ。ここまで2軍戦で3試合に登板(すべて先発)し、防御率1.56をマーク。SNSでは「安定感は凄い」「1軍来ないかなぁ」と期待の声が上がっている。

 富田は岐阜・大垣商高、三菱自動車岡崎を経て2022年ドラフト6位で阪神に入団。今季はファームで3度先発して1勝2敗ながら、ウエスタン・リーグ5位の防御率1.56と安定した投球を続けている。昨季はルーキーながら開幕1軍入りを果たし、4月1日のDeNA戦(京セラドーム)ではリリーフで初登板初勝利を挙げた。その後は2軍生活を送りながらも、ファームでは主に先発ローテで回り、14試合の登板で5勝2敗、防御率1.77をマークした。

 10日の広島戦では先発の伊藤将司投手が2回6失点の乱調で黒星を喫した。ローテ再編の可能性もあり、6日のウエスタン・リーグ広島戦(由宇)で5回1安打無失点、6奪三振の好投を見せた富田も候補に挙がる可能性はある。

 ファンからは「富田蓮さすがすぎる」「1軍来ないかなぁ」「2軍卒業して上がってこい」とのコメントが相次ぎ、22歳左腕への期待が高まるばかりだ。2連覇に向けた「ブースト役」として、トラの救世主となる可能性を秘めている。

(Full-Count編集部)

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