年俸3.5億円で登板ゼロ退団…鷹党に「悪夢」見せた元助っ人 メジャー目指し“就活”

メジャー52勝のチャトウッドがダイヤモンドバックスとマイナー契約
メジャー通算52勝で、ソフトバンクでもプレーしたタイラー・チャトウッド投手が、ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだと米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が報じた。2022年にソフトバンクが年俸3億5000万円で獲得したが、右肩の故障で1軍登板がないままシーズン途中に退団。物議を醸した右腕が新たなスタートを切る。
チャトウッドは2011年にエンゼルスでメジャーデビューし6勝(11敗)をマーク。2012年にロッキーズへ移籍すると、2016年には自己最多の12勝(9敗)を挙げた。2018年から3年間はカブスで、2021年はブルージェイズとジャイアンツでプレーした。メジャー通算成績は229試合に登板し52勝60敗5セーブ15ホールド、防御率4.45となっている。
2022年にソフトバンク入りしたが、登板は2軍戦の6試合のみで、5月に右肩関節炎の診察と治療のために一時帰国した。再来日したものの、6月に再び帰国。アメリカで右肩関節鏡視下関節唇形成術を受け、そのまま退団となった。
昨年はパイレーツ。ダイヤモンドバックス傘下の3Aでプレー。メジャーでの登板は2021年を最後に遠ざかっている。日本では「お騒がせ男」として注目を集めた34歳が再びメジャーのマウンドを目指す。
(Full-Count編集部)
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