山川穂高の空振り三振に西武ファン大歓声 古巣本拠地初見参で大ブーイングの嵐

第1打席で三振に倒れたソフトバンク・山川穂高【写真:小池義弘】
第1打席で三振に倒れたソフトバンク・山川穂高【写真:小池義弘】

ブーイングが打席中鳴りやまず…三振を奪った今井に「いいぞいいぞ今井!」コール

■西武 ー ソフトバンク(12日・ベルーナドーム)

 ソフトバンクの山川穂高内野手が12日、敵地ベルーナドームで行われた西武戦に「4番・DH」で出場し、第1打席では空振り三振に倒れた。昨季までの本拠地での移籍後初試合。試合前から西武ファンのブーイングを浴びると、初回の打席でも大ブーイングを浴びた。空振り三振に終わると、左翼スタンドの西武ファンから大歓声が起こった。

 試合開始に先立って行われたスタメン発表では、山川の名前がコールされた瞬間に強烈なブーイングが巻き起こり、さらにソフトバンク応援団が選手応援歌を演奏する際も、山川の時だけ左翼スタンドから大きなブーイングが巻き起こっていた。

 初回2死二塁での第1打席でも打席に入る前から大ブーイングが巻き起こった。初球がストライクになると、西武ファンは大歓声。1球ごとにブーイングが浴びせかけられ、5球目で今井が山川を空振り三振に打ち取ると、大きな歓声が起こった。さらに「いいぞいいぞ今井!」のコールも巻き起こっていた。
 
 山川は昨年5月に強制性交等の疑いで書類送検されたことが報じられた。8月には不起訴処分となったが、事態を重く受け止めた西武球団が、9月4日に無期限の公式試合出場停止処分を科した。オフには国内FA権を行使し、ソフトバンクへと移籍。この日がソフトバンク移籍後初めて、かつての本拠地でのプレーとなった。

(Full-Count編集部)

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