水原容疑者を“皮肉たっぷり”に称賛「立派な自制心」 米記者に賛同の声「英雄的な行為」

水原一平容疑者【写真:ロイター】
水原一平容疑者【写真:ロイター】

水原容疑者に米記者が皮肉たっぷりに投稿 “悪ノリ”に乗っかる反応も

 米連邦検察当局は11日(日本時間12日)、ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者を銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は12日、X(旧ツイッター)に「みんなが通訳のイッペイを葬ろうとしているが、これは言っておきたい:彼は野球に賭けないという立派な自制心を見せた」と“皮肉たっぷり”に投稿した。

 米連邦捜査局によると、水原容疑者は大谷の銀行口座にアクセスし、最初の報道の3倍以上となる1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金。賭けで勝った金額は約1億4200万ドル(約218億円)、負けた金額は約1億8300万ドル(約280億円)、純損失は4068万ドル(約62億円)だったことも明らかとなっている。一方で「ミズハラが野球の試合に賭けたことは記録されていない」ともしている。

 ヘイマン氏の投稿を受け、SNSもにぎわった。「彼は聖人だね」「そうだね。素晴らしい自制心だ! 彼は誇りに思うべきだ」「同意するよ、彼の英雄的な行為にメダルを与えるべきだ」と皮肉を交えた反応のほか、「ジョンが煽っているかどうかはわからない。でもこれ好きだ」「冗談なのは分かってるよ、ジョン……でもかなり歪んでるね」とブラックジョークぶりに対するコメントもみられた。

 一方でヘイマン氏の投稿を真正面から受け止めたものもあり、「本気か、ジョン?」「1600万ドルを盗んだとされる男だよ?自制心がどこにあるというのか」「私はそうは思わない」「いまなら、この投稿を削除する時間がある」といった反応も見られた。

(Full-Count編集部)

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