退団から1週間後の“出戻り”に疑問続出「なぜだ?」 元日本ハム右腕が受け続ける宣告

メッツが獲得したマイケル・トンキン(写真はツインズ時代)【写真:ロイター】
メッツが獲得したマイケル・トンキン(写真はツインズ時代)【写真:ロイター】

2018年に日本ハムでプレーしたトンキン、DFAになったメッツに12日で復帰

 メッツは17日(日本時間18日)、ツインズからDFA(事実上の戦力外)となっていたマイケル・トンキン投手を獲得したと発表した。2018年には日本ハムでプレーした右腕は、5日(同6日)にメッツからDFAとなり、トレード移籍したばかりだった。異例のスピード復帰に「なぜだ?」との声があがっている。

 2013年にツインズでメジャーデビューしたトンキンは、2018年に来日。53試合に救援登板して4勝4敗、20ホールド12セーブ、防御率3.71の数字を残したが、前任のクリス・マーティンの穴を埋められず1年限りで退団した。昨季は6年ぶりにメジャー復帰して45試合に登板。7勝3敗、防御率4.28の成績を残していた。

 今季はメッツと1年100万ドル(約1億5400万円)で契約を結んでいたが、3試合の登板で0勝2敗、防御率4.50。5日(同6日)にDFAになると、金銭トレードでツインズに移籍していた。ツインズでは1試合に登板して2回2失点。13日(同14日)にDFAになると、今度はメッツが獲得の申し入れを行い、改めて契約を結ぶことになった。

 マイナー降格にはウエーバーを通さなければならず、獲得を希望する球団が現れれば移籍になる。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のマイク・プーマ記者がトンキン再獲得を報じると、ファンからは「誰を獲得したって?」「再び獲得するためにDFAにしたのか?」「なんだって?」と驚きの声があがっていた。

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