獅子奮迅の阪神助っ人が「圧倒的」 リーグ1位の155.6…続く無双「最高やで」

阪神のハビー・ゲラ【写真:荒川祐史】
阪神のハビー・ゲラ【写真:荒川祐史】

阪神ゲラが10登板で3S、5H…ツーシームの平均球速はセ1位の155.6キロ

■阪神 2ー0 巨人(17日・甲子園)

 阪神の新助っ人、ハビー・ゲラ投手が獅子奮迅の働きを見せている。17日の巨人戦(甲子園)で9回に登板して3人で退け、3セーブ目をあげた。チーム17試合でリーグ最多タイの10試合に登板する28歳に虎党も感激。「神投手」「凄すぎ」と声を寄せている。

 ゲラは2点リードの9回に登板。大城卓を遊ゴロ、萩尾を空振り三振、佐々木を遊ゴロに打ち取り、チームに2連勝(1分けを挟む)をもたらした。最速は157キロ。僅か8球で料理した。

 右腕は開幕当初、主にセットアッパーを務めて5ホールドをマーク。14日の中日戦(バンテリンドーム)からは3試合連続で9回を任されている。ここまで10登板で1敗3セーブ5ホールド、防御率0.90。10回を投げて8安打8K無四球1失点と盤石の投球を続けている。

 パナマ出身の28歳右腕はメジャー通算61登板で3勝1敗、防御率6.43。昨春のWBCにパナマ代表として出場した。際立つのは球速。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、速球の平均球速は155.1キロでリーグ2位、ツーシームは同1位の155.6キロを記録している。

 SNSには「めっちゃ良いピッチャーですよね」「圧倒的なストレート」「安定感あるし最高だ」「最高やで」「投げる度に良くなってきてるね」「獲って良かったねぇ」と声が寄せられた。一方で17試合で既に10試合登板している現状に「稼働が大変なことになってる」「故障しないか心配」と心配するコメントもあった。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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