水原容疑者の“闇”に「驚いた」 はまり込んだ底なし沼…米記者が衝撃受けた供述書の内容

水原一平容疑者【写真:荒川祐史】
水原一平容疑者【写真:荒川祐史】

ローゼンタール記者「真相の全容を知ることはないでしょう」

 ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者は、米連邦検察に銀行詐欺容疑で訴追された。大谷の銀行口座にアクセスし、1600万ドル(約24億7000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金したとされている。供述書を読んだという米記者はその“暗躍”ぶりに「驚きました」と感想を述べ、「真相の全容を知ることはないでしょう」と語った。

  米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。司会のスコット・ブラウン氏が「この件の詳細を見た時のリアクションは? 最初に我々が聞いた時よりも多くのお金が賭けに使われて、ショウヘイから盗まれていたわけだけど」と尋ねると、次のように答えた。

「(盗まれた)金額が450万ドルよりはるかに上だということを、ずっと聞いていました。(連邦当局が発表した)1600万ドルという数字を聞いて、私が最初に集めていたもの(情報)とある程度合致していました。その側面については必ずしも驚かされたかというとそうではなかったです」。金額について驚きはなかったようだ。

 しかし、「(供述書の)残りの部分については、連邦政府が提示した(内容の)詳細具合に私は驚きました」と明言。「我々はおそらく、真相の全容を知ることはないでしょう」と述べた。供述書では胴元とされる人物との生々しいやり取りなど、違法賭博にのめり込んでいく様子が克明に記されている。その“闇”に米記者も驚きを禁じ得ないようだ。

(Full-Count編集部)

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