無失点続く巨人2年目は「存在デカすぎる」 開幕から無双する「0.33」にファン衝撃

巨人・船迫大雅【写真:中戸川知世】
巨人・船迫大雅【写真:中戸川知世】

巨人・船迫は6試合でいまだ無失点…WHIP0.33をマーク

 巨人の27歳、船迫大雅投手が好調を維持している。今季ここまで6試合に登板し、いまだ失点ゼロ。走者すらほぼ出さない投球に「船迫の安定感と存在デカすぎるんよな」「素晴らしい」「安心感がある」と巨人ファンも信頼を寄せていた。

 社会人・西濃運輸から2022年ドラフト5位で入団。ルーキーイヤーの昨季は36試合に登板し、3勝1敗、8ホールドの成績をマークした。今季はオープン戦こそ防御率6.00に終わったが、レギュラーシーズンに入りここまで6試合無失点となっている。

 中でも、投球回あたりの与四球と被安打数の合計を示す「WHIP」は驚異の「0.33」をマーク。4月5日のDeNA戦(東京ドーム)で1安打1四球を許したが、他の試合は全て3者凡退に抑えている。

 セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、今季6回以上を投げた投手の中では、広島・栗林良吏投手の0.15に次ぐ好成績となっている。SNSでも「船迫、バルドナードは打たれる気がしない」「1番の収穫は船迫が今季まじえぐいこと」と絶賛の声が上がっている。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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