消えた水原容疑者の“勲章” 控えめ存在感がゆえに与えた衝撃…教師が語る高校時代

水原一平容疑者【写真:荒川祐史】
水原一平容疑者【写真:荒川祐史】

高校時代の顧問「彼が試合に出たことがあるかも私は覚えていない」

 大谷翔平の元通訳・水原一平容疑者が、出身高校のウェブサイトで、“優れた生徒(OB)”の一覧から削除された。米スポーツ局「ESPN」が高校時代の教師のコメントとともに伝えている。

 同放送局は、サッカー部でアシスタントコーチを務めたケンプ・ウェルズ氏のコメントを紹介。当時サッカー部に所属していた水原容疑者はゴールキーパーで、3番手の存在だったという。「彼が試合に出たことがあるかも私は覚えていない」。

 記事では「静かで、我が道を行く類の生徒で、米国のあらゆるニュースプラットフォームで目立っている姿を、教師やクラスメートが見ると予想するような生徒では全くなかった」と説明された。

 国語を教えていたウェルズ氏は、水原容疑者について「生徒については、私は本当にいい生徒か本当に悪い生徒のことは覚えている傾向なのだが、彼はそのどちらでもなかった。静かに自分のやることに取り組んでいた」と振り返っている。

 大谷の横に立ち、“活躍”していた水原容疑者だったが、違法賭博の容疑でドジャースを解雇され、銀行詐欺などの疑いで訴追された。同放送局は「同校は最近、ミズハラをウェブサイトの“優れた生徒”セクションから消去した」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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