山川弾に沈む…ロッテ6連敗 ハム9回満塁機生かせず5連勝で止まる 25日パ・リーグ

ロッテ戦で本塁打を放ったソフトバンク・山川穂高【写真:荒川祐史】
ロッテ戦で本塁打を放ったソフトバンク・山川穂高【写真:荒川祐史】

西武ボーは来日初勝利

 パ・リーグは25日、3試合が行われ、西武はオリックスに3-1で勝利。ソフトバンクは6-0でロッテに完封勝利を挙げた。楽天は5-1で日本ハムに勝利した。

 3連敗中の西武は初回、中村剛也内野手の適時二塁打で1点を先制。さらに3回、2死二、三塁からヘスス・アギラー内野手が2点適時打を放った。先発のボー・タカハシ投手は初回、1死一、三塁のピンチを併殺打で切り抜け、6回に1点を失ったものの、5回2/3を84球3安打2四死球3奪三振1失点の粘投を見せた。

 その後は危なげない中継ぎリレーで西武が勝利。ボーは来日初勝利を挙げた。一方の敗れたオリックスは、先発のルイス・カスティーヨ投手が7回107球5安打無四死球7奪三振3失点の力投も、打線が好機を生かせなかった。

 ソフトバンク先発の大津亮介投手は、要所を締める投球で、7回108球2安打1四球7奪三振無失点の快投を披露した。打線は4回、山川穂高内野手が5号2ランを放って先制。5回には3本の適時打で主導権を手にした。

 9回にも1点を加え、その裏を石川柊太投手が3者凡退で締めて6-0で勝利した。大津は3連勝をマーク。打線では柳田悠岐外野手が3安打を含む全打席出塁の活躍で、カード3連勝を飾った。一方敗れたロッテは、先発の西野勇士投手が5回88球9安打1四球5奪三振5失点の内容。打線は2安打無得点に抑えられ、6連敗を喫した。

 楽天の先発は岸孝之投手。2回に2死満塁のピンチを迎えるものの、後続を空振り三振に仕留める。7回118球8安打1四球1失点でマウンドを降りた。打線は初回、小郷裕哉内野手の初球先頭打者本塁打で先制。5回には浅村栄斗内野手が2号3ランを放ち、点差を5点に広げた。

 9回は則本昂大投手が無死満塁と、一発出れば同点のピンチを迎えるが、味方の好守もあって無失点でしのぎきった。岸は今季初勝利。浅村選手が2安打4打点の活躍を見せた。

 一方敗れた日本ハムは、今季初先発の鈴木健矢投手が4回56球6安打無四死球2失点の内容。打線は計12安打を記録したが、好機であと一本が出ず、連勝は5でストップした。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY