大谷翔平に地元局ビビる「一塁手じゃなくてよかった」 “無傷の当事者”の思いまで代弁

ブルージェイズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ブルージェイズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷の“超速打”に米放送局「正真正銘のロケットでしたね」

■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)

 ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2回2死一、三塁で迎えた第2打席で右前適時打を放った。岩手・花巻東高の先輩、菊池雄星投手から放った一打は、自己最速を更新する打球速度119.2マイル(約192キロ)を計測。地元放送局も「一塁手じゃなくてよかった」と表現した。

 チャンスで回ってきた打席で、破壊力抜群の打球を放った。5球目に投じられた98.2マイル(約158.0キロ)の直球を捉えると、火の出るような打球を右前へ運んで三塁走者が生還。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、2015年以降の球団最速も更新したという。

 この打球は、ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組でも話題に上がった。通算317本塁打で最多安打や打点王のタイトルを獲得した経験もあり、同局の解説を務めるエイドリアン・ゴンザレス氏は「正真正銘のロケットでしたね。自分が一塁を守ってなくてよかったですよ」と話した。

 さらには「(一塁を守っていた)ゲレーロJr.もあの打球が正面に来なくて良かったと思っています。グレートなスイングです」と笑った。「彼がどれだけ強い打球を打てるか、そして彼がどれだけ偉大な選手かを我々は理解しています。それを示す一例ですね」と目を細めていた。もしこの打球が正面にきていたら……。それほど強烈な打球だったに違いない。

(Full-Count編集部)

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