西武の逸材23歳右腕が9回5安打で初完封、侍の24歳捕手が好リード…29日のファーム結果

西武・渡邉勇太朗【写真:荒川祐史】
西武・渡邉勇太朗【写真:荒川祐史】

楽天は先発の松井友飛が試合を作れなかった

 パ・リーグ球団主催のファーム公式戦は29日、西武-DeNA、楽天-巨人の2試合が行われた。西武が1-0で勝ち、楽天は2-5で敗れた。

 西武は4回、1死一塁から古賀悠斗捕手の適時二塁打で先制。先発の23歳、渡邉勇太朗投手は序盤、安打を許して走者を背負いながらも併殺を奪うなど要所を締める投球を披露。5、8、9回は無死から得点圏にランナーを置いたが、後続を退けた。9回5安打2四球3奪三振無失点で公式戦初の完封勝利を挙げ、“今季初勝利”を挙げた。

 楽天の先発・松井友飛投手は3回まで完璧な投球も4回に先頭打者に先制弾を浴びた。その後も5、6回にも適時打を許すなど6回4失点で降板した。打線は1-4の7回にマイケル・フランコ内野手の適時二塁打などで詰め寄ったが追いつくことはできず。散発6安打2得点に終わった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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