大谷翔平を「心配してない」 得点圏打率.194、満塁で初球併殺打も…米擁護のワケ

Dバックス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
Dバックス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷の得点圏打率はここまで.194…30日Dバックス戦は満塁で併殺打

■ドジャース 8ー4 Dバックス(日本時間30日・フェニックス)

 ドジャース大谷翔平投手は29日(日本時間30日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で4打数2安打1打点。打率をリーグ6位の.341とした。43安打は同2位、7本塁打は同6位と結果を残しているが、今季クローズアップされているのが得点圏での打撃。ここまで.194(36打数7安打)、0本塁打と低迷し、この試合でも1死満塁で二ゴロ併殺打に倒れた。しかし、地元メディアの記者は年間を通じてみれば、通常の数字になると予測している。

 大谷は1点リードの2回1死満塁で、初球をたたいたものの二ゴロ併殺打に倒れた。今季は何かと得点圏打率の低さが話題になるが、地元メディア「ドジャースネーション」のダグ・マッケイン氏はX(旧ツイッター)に「オオタニは得点圏でストライクゾーン外の球を追いかけたことがあるか? イエスだ。少しアグレッシブすぎることも? もちろん。しかし、得点圏に走者を置いた場面のこれまでの成績を見ると、162試合のフルシリーズを通してみれば、均一になるだろう。ショウヘイはショウヘイのままでいてくれ」と綴った。

 また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者はXに、手を出したボールは真ん中低めのストライクだったことを示すチャートを添付。「この球にスイングすることに異論はないだろう」と綴り、的確なアプローチだったことを伝えた。

 ちなみに大谷の昨年の得点圏成績は打率.317(101打数32安打)7本塁打。昨年までのトータル6年間で.296(523打数155安打)45本塁打となっている。SNSには「ショウヘイはこのエリアを改善しなければならないことを知っている。彼がアジャストするのを助けるのに、ドジャースほど適したチームはない。少し時間を与えれば、うまくいくよ」「人々はまた過剰反応している」「変わらないで。あなたらしく。心配してない」「ツキがなかった」とコメントが並ぶ。実際にこの日は8回無死一、二塁では左前適時打を放っている。今後も得点圏での打棒に注目が集まる。

【画像】【画像】「真ん中のピッチだ」「反論の余地はない」 米記者は打ちに行くべきボールと力説、大谷が併殺打に倒れた投球チャート図

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