ベッツが捉えた“ルース超え”「15.7」 101年前の記録更新も…異次元のリーグ8冠

Dバックス戦で適時打を放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】
Dバックス戦で適時打を放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】

ベッツのWARを162試合に換算すると「15.7」、野手最高はルースの「14.1」

■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス)

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が、歴史に残るペースで快音を響かせている。1日(日本時間2日)に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で5打数3安打2打点の活躍。33試合に出場して打率.377、6本塁打、OPS1.104の成績を残し、米データサイト「ベースボール・リファレンス」で8冠となっている。

 ドジャースのリードオフマンとして、大谷翔平投手の前の打順を打つベッツ。得点、安打、四球、打率、出塁率、OPS、OPS+、塁打の8項目でリーグトップに立っている。

 このまま126試合に換算すると、241安打、29本塁打、123打点、39盗塁。本塁打以外は、MVPに輝いたレッドソックス時代の2018年を大きく上回る。

 また、同サイトが算出した総合的な貢献度「WAR」では、両リーグ合わせても独走態勢の「3.2」。2位で「2.3」のケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)に大差をつけている。さらに162試合に換算すると「15.7」。1923年にベーブ・ルース(ヤンキース)が記録した野手最高の「14.1」を超えるペースとなっている。

(Full-Count編集部)

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