大谷翔平「デーゲームの力もあった」 2発に自信「長打が持ち味」…試合後の一問一答

試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】
試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】

リーグトップタイ10号…逆方向弾に「いいサインかなと思います」

■ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦で2発を含む今季初の1試合4安打をマークした。メジャートップに並ぶ10号などでチームの4連勝に貢献し、貯金は今季最多の10となった。試合後の一問一答は以下の通り。

――調子の良さは要因は。
「バッティング自体も状態いいですし、試合運び自体が全体として素晴らしいと。ディフェンスも含めて。なので、自分の打席もいいリズムで入っていけていると思っています」

――逆方向への本塁打はいい時の兆しか。
「そうですね、よくいい動きで入れているのもそうですし、あそこにホームランが打てるという自信があれば、もっと他の球種に対しても自信をもってアプローチをできるんじゃないかと思うので、いいサインかなと思います」

――460フィート打てる人はあまりいない。大谷選手がそれを表現するなら。
「なんですかね……長打が持ち味だと思っているので、そこを極力試合の中で表現できたらいいと思っていますし、チームのバランスとしてあそこで長打をしっかり打てるというのも大事なことだと思うので、自信を持っていきたいと思います」

――雰囲気。
「素晴らしいチームですし、みんな気合いも入っていたんじゃないかなと思うので。素晴らしい打線を相手にまず、投手陣が素晴らしいピッチングをしていたのが印象的だったと思います」

「良くても悪くても毎日チェックと改善はするもの」

――1本目の感触は。
「1本目はちょっと詰まり気味というか、遅い球に対してちょっとポイントが後ろ気味だったかなと思いますけどギリギリ入ってくれればいいかなという感じでした」

――詰まった当たりが飛ぶ、打球速度も本塁打にしては速くないが入るという進化は。
「今日はデーゲーム特有の風もあったので。打感的にはどうかなというくらいですが、比較的しっかり入っていたのでデーゲームの力もあったのかなと思います」

――休養日挟んでから本塁打が出ている。
「休養日も休前日だったので結果的に2日休んでフレッシュな状態で打席には立てているかなと思います」

――アリゾナでの2試合からここまでの技術的な修正点は。
「良くても悪くても毎日チェックと改善はするものなので、そこが分岐点になったとは思っていないですけど、毎日毎日、今日よかったかといって明日いいかもわからないので、また明日は明日でいつも通りの調整をしたいと思います」

――試合後にロバーツ監督から声を掛けられていた。
「ナイスジョブだ、というだけでした」

――2本目は自身でも過去3番目に大きな本塁打。
「2本目はもう完璧でしたね。比較的真ん中らへんの球をいいタイミングで打てていたかなと」

相手先発は「やはり素晴らしい投手だなという印象です」

――フリードと対戦して。
「ビデオも見ましたし初めての対戦だったので、素晴らしい投手だなという印象は変わっていないですし、打ったからと言って何か変わるわけではないですけど、入れどころと抜きどころち、メリハリをつけてトータルでしっかり最少失点には抑えていた印象なのでやはり素晴らしい投手だなという印象です」

――中前打のとき一塁ベース上で打撃フォームを確認する作業があった。
「あれはあれでよかったんじゃないかと。基本的にはボールは見送るべきなので、結構プレートからも離れていましたし待てれば一番よかったですけど、追い込まれていたので色んなボールをケアしながら、あのコースに対しての最大限のアプローチはできたかなと思います」

――オズナも打ったが周りの選手の数字は気になるか。
「周りは特には気にはなっていないです。自分自身の数字も今年はほぼ見てはないですし、今までのシーズンの中で一番、まあ別に、どのくらい打っているかもそうですし、あまり見ることは少ないかなと思います」

――その理由は。
「ほかにやることがたくさんある。まずチームの打線、今2番打っていますけどその流れを理解して打線になれるということが一番やるべきこと。打った打たないにかかわらず、そのアプローチの仕方を一番に考えています」

――開幕から内角高めを攻められているが対応している。
「内角高めの数字は昨年もすごくよかったのであまり攻められることもなかったですし、今年に関してもいいアプローチはできているのかなと思う」

――逆方向へ打てる自信があればああいう打球がいくというのは構えかスイング軌道か。
「単純にあそこに本塁打がしっかり入る打球が打てるという確認がとれるということが、ほかの球に対するアプローチが変わってくるので、あれが1本出るかどうかというのが気持ち的にもアプローチ的にも大事。練習でも打てればいいが基本的には試合で打てるのが大事かなと思います」

(Full-Count編集部)

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