“水原問題”で新情報…大谷装い「24回」も銀行に電話 計26億円「騙す行為と窃盗は巨大」

水原一平元通訳【写真:荒川祐史】
水原一平元通訳【写真:荒川祐史】

銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表

 米連邦検察は8日(日本時間9日)、大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者が、銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表。合意書の中では、新たな事実も明らかとなった。

 水原容疑者は大谷の口座から送金を行うため、大谷になりすまして銀行に認証の電話をしていたとされている。発表によれば、銀行員に対し、大谷になりすまして電話した回数は「24回」にも及ぶとされている。そして大谷から総額で1697万5010ドル(約26億3000万円)を盗んだと報じている。

 マーティン・エストラーダ連邦検事は、「(水原容疑者による)騙す行為と窃盗は巨大なものだ。彼は信頼される立場を利用し、Mr.オオタニに付け込んだ。我々のオフィスはコミュニティを通じて被害者が守られるために尽力しており、悪事を働いた人物に裁きが下るように努める」とコメントしている。

 水原容疑者が認めた銀行詐欺の罪状は、最高刑では連邦刑務所で禁固30年となり、そして虚偽の納税申告に対して罪状を認めたことについては、最大で3年の禁固刑になる。

(Full-Count編集部)

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