63年間でわずか5人…大谷翔平が突入した“聖域” メジャー史で輝く「.370&25」の凄み

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

チームの開幕から37試合時点で「打率.370&25長打」は大谷が1961年以降で6人目

 ドジャース大谷翔平投手は8日(日本時間9日)終了時点で自身38試合に出場して打率.355、11本塁打。メジャートップのOPS1.103をマークしている。チーム37試合(自身36試合)終了時点で打率.370、26長打をマークしていたが、これは1901年以降では球団初で、ここ63年間では6人(7度)目の快挙だったという。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は公式X(旧ツイッター)に「エクスパンション時代(1961年〜)において、チームにとっての最初の37試合で打率.370、25長打を上回る数を記録した選手」として6人の名前を挙げた。1人は通算660本塁打をマークし、史上最高の中堅手と称されるウィリー・メイズで1964、1965年に達成した。

 他に成し遂げたのは1994年のアルバート・ベル、2000年のトッド・ヘルトン、2008年のランス・バークマン、2017 ライアン・ジマーマン。大谷が6人目の快挙だった。ラングス記者は「ドジャースの選手でこれを達成するのは、オオタニが初(少なくとも1901年以降)」とも綴っている。

 大谷が新天地で見せたロケットスタート。直近2試合は無安打に終わったが、10日(日本時間11日)の敵地・パドレス戦から、更なる猛打が期待される。

(Full-Count編集部)

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