楽天ドラ1左腕の古謝が6回無失点で巨人を制圧、23歳が2安打2打点…16日のファーム

楽天・古謝樹【写真:小林靖】
楽天・古謝樹【写真:小林靖】

楽天は4投手による完封リレーで巨人に勝利

 楽天は16日、森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグの巨人戦に8-0で勝利した。

 先発のドラフト1位左腕、古謝樹投手は初回、2安打で2死一、三塁とされるも、続く打者を見逃し三振に仕留めた。2、3回もそれぞれ2人のランナーを背負ったが、ともに併殺に打ち取り、3回までを無失点で切り抜けた。

 一方で打線は1回に2死一、二塁の好機をつくり、黒川史陽内野手の適時打で1点を先制。さらに3回、安田悠馬捕手、伊藤裕季也内野手の連打と四球で1死満塁とすると、マイケル・フランコ内野手の押し出し四球、堀内謙伍捕手、中島大輔外野手の適時打、吉野創士外野手の犠飛で5-0に。4回にも黒川が適時三塁打、フランコが適時打を放ち、2点を追加した。

 援護をもらった古謝は4、5回を3人で抑え、6回2死一、三塁のピンチを封じて降板。6回で77球を投げ、7安打2四球3三振、無失点の内容だった。7回以降は伊藤茉央投手、渡辺翔太投手が無失点でつないだ。

 8回には伊藤裕が1号ソロを放ち、8-0の9回は宮森智志投手が登板。2死満塁のピンチを招いたものの、得点を許さず、試合は終了した。古謝が4勝目をマーク。打線は12安打8得点を挙げた。黒川が2打数2安打2打点、伊藤裕、中島は2安打1打点を記録した。

(「パ・リーグインサイト」井口縁)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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