大谷翔平の打撃は「ユニークなリハビリ」 投手コーチも“虜”にする特異な能力

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

マーク・プライアー投手コーチ「彼の打撃を楽しむ観客になっている」

 ドジャース・大谷翔平投手は昨年9月に右肘手術を受けた影響で、今季は打者に専念。圧倒的な打棒を披露している。マーク・プライアー投手コーチもその打撃の“虜”になっているようで、「正直に言うと、私は今の彼の打撃を楽しむ観客になっているんだ」と笑いながら語っている。

 プライアーコーチは、デジタルラジオ局Sirius XMのチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演し、大谷に言及。打撃について「(大谷の投手としての)ユニークなリハビリだよ。おそらく高校や大学の選手を除けば、私が知らない類のものだ。ある意味では、打撃は(投手としての)リハビリの気晴らしになるから、おそらくいいことなのかもしれない」と述べた。

 投手としては「我々は深い所までは、まだ行っていない」と説明。さらに「我々は彼が投げているところなどを見ている。彼は投手陣の練習を見ているし、ヤマモト(山本由伸)に対してアクティブに助言している。だから彼は、(投手陣が)どういう状況かを理解している」と語った。

 今後進めていく投手としての調整についても「願わくばプレーオフまでにはマウンドに上がって、打者と対戦してくれればいいなと思っている。彼の打撃には、みんな畏敬の念を抱いているよ」と続けた。投手コーチも、その異次元の打棒を間近で楽しんでいるようだ。

(Full-Count編集部)

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