2軍降格の29歳は「もったいない」 新庄監督が喝…161キロ剛球生かせず“ガッカリ”

日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】

「いい真っすぐあるのに」齋藤友貴哉の2軍調整を明言

■ロッテ 6ー4 日本ハム(18日・ZOZOマリン)

 日本ハムは18日、ZOZOマリンで行われたロッテ戦で逆転負けを喫し、引き分けを挟んだ連勝は5でストップした。初回に4点を奪うもリードを守れず、新庄剛志監督は「4点守り切れんか……。やっぱ悔しい。連敗しているときよりも悔しいかな」と落胆の色を隠せなかった。

 そんな指揮官が「もう1回ファームで修業してもらって」と“喝”を入れたのが、4番手で登板した齋藤友貴哉投手だ。4-5の8回にマウンドに上がり、先頭の高部に左翼線二塁打を浴び、続く田村は四球。犠打で二、三塁に進まれると、荻野に変化球を左前に運ばれ痛恨の1点を失った。

「いい真っすぐあるのにフォークボールで、真っすぐいってほしいなって思うんですけどね。158キロ放っていてもったいない。真っすぐを磨きに、1回(ファームに)行ってもらう」

 2018年ドラフト4位でホンダから阪神に入団。2022年に20試合に登板したのが自己最多で、同年オフに交換トレードで日本ハムに移籍した。しかし2月の春季キャンプ初日に行われた紅白戦で、わずか1球を投げただけで右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い、シーズンを棒に振った。

 ついに今年、満を持して新天地での本当の戦いが始まった。2軍で8試合に投げ防御率2.00の成績を残し、4月30日に1軍に昇格。184センチ、92キロという恵まれた体から投じられる最速161キロの剛球はすさまじい。しかし持ち味を発揮できない投球に、新庄監督は物足りなさを感じていたのだった。

 2年ぶりの6連勝を逃したが、ソフトバンクを5ゲーム差の2位で追いかける戦いは続く。この先、きっとまた齋藤友の力が必要になるときがくる。指揮官の期待に応え、誰にも負けない武器をつくり上げる。

(町田利衣 / Rie Machida)

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