紅林弘太郎に“サマーカット”継続プラン浮上　「楽なんです」…唯一の注意点に自ら爆笑

長さ3ミリの「サマーカット」が定着する可能性

　伏線回収の“丸刈り”だった可能性さえある。オリックス・紅林弘太郎内野手は18日に本拠地で行われた楽天戦に「5番・遊撃」で出場し、5打数2安打2打点の活躍でお立ち台に上がった。

　1学年上の太田椋内野手との仲良しヒーローインタビューには、球団イベントの「オリ夢企画！　あなたの夢を叶えます」として参加した少年がマイクを持った。髪型を“似せてきた”少年に笑顔を見せる紅林も、自身の幼少期を思い出していたかもしれない。

　胸に秘めるプランもある。紅林は4月13日の日本ハム戦で1試合3失策を犯した。試合終了直後に、同期入団の宮城大弥投手にバリカンを持たせ、長さ3ミリの「サマーカット」に変身していたのだった。

　あれから1か月以上が経ち、髪も伸びてきた。黒髪が目立つようになったが「結構、気に入ってます！」とサマーカットに愛着を持っている。理由は単純で「結構、楽なんです。お風呂の時間も5分は短縮できる。ドライヤーがいらないから（笑）。結構、そういう良さも感じています！」と元気よく話す。

　サマーカットのメリットとデメリットを比べた結果は「今のところ、良い方が多いですね。だから、また同じ髪型にしても良いかなというプランを持っています」と目を細める。

　1つだけ、気になる点があるそうで「僕、頭の形が整ってないんで、ちょっとだけ恥ずかしいんです。“絶壁”なんです！（笑）」。愛嬌たっぷりの22歳を、推さない理由が見当たらない。

○真柴健（ましば・けん）1994年8月、大阪府生まれ。京都産業大学卒業後の2017年に日刊スポーツ新聞社へ入社。3年間の阪神担当を経て、2020年からオリックス担当。オリックス勝利の瞬間に「おりほーツイート」するのが、ちまたで話題に。担当3年間で最下位、リーグ優勝、悲願の日本一を見届け、新聞記者を卒業。2023年からFull-Count編集部へ。

（真柴健 / Ken Mashiba）